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赤いチームスタッフが送る熱血ブログ

#9 不良動作による体への影響

今日は身体の使い方について書いてみます。

日頃、選手の体の動きを注意深く観察していると、うまく体を使えてない子が結構多く見受けられます。

 

身体の柔軟性も大事ではありますが、生活環境やスポーツの中で使う筋力とあまり使われない、または使っていない筋肉との誤差が大きくなり、結果的に動作に不具合が生じてきます。動きの悪さは姿勢の悪さにも直結します。

 

また日常生活の遊びの中であまり体を動かしてなかったり、不良姿勢でゲームやスマホを長時間触っていたりすることもその要因として影響してきます。

 

または人種によっても変わってくると思います。

 

欧米人は正座の習慣がないので、足首が固くペタっと座れない人が多いそうです。骨格や筋肉の質なども日本人と比べて異なります。(※良し悪しではなく人種的に身体的特徴があるという事)

 

そしてその不良動作の状態が何をもたらすかというと、スポーツをしていた場合、ケガ以外の「スポーツ障害」も起こしやすくなると私は考えています。

 

骨折、脱臼、捻挫や打撲、肉離れなどは、組織に外力がかかり損傷するので、原因ははっきりしていますので、その処置やその後の治療・リハビリトレーニングなどはある程度明確なプログラムを立てることが出来ます。

 

しかし、捻ってもぶつけてもないのに、腰や膝が痛かったりといった、体の一部に痛みが表れてきた場合は注意が必要です。

 

子供に限らず大人でもそうですが、身体がうまく使えていないと、動きに問題が生じてパフォーマンスが低下したり、痛みを引き起こす誘因となっている事が考えられるからです。肩こりや腰痛、膝痛なども同様です(精神的、環境などのストレス要因は除く)。また栄養の状態が拍車をかけているケースもあるかもしれません(糖質の取りすぎなど)

幼小児から小学校高学年ごろにかけては、体が正しい動きを習得していない時期なので、色んな動きをさせてあげる事が身体特性上大事になってきます。当クラブにおいて行っている「鬼ごっこ」などはそういった動作を習得する上で、とても大事なトレーニングになります。

 

鬼ごっこは、逃げる側は鬼との距離感を計りながら「どの方向に逃げたらいいか」「この鬼ならこの距離で大丈夫だろう」、また鬼になる側は「この間合いで捕まえよう」「こっちを捕まえるふりをして実はこっち」のように、サッカーの基本である「認知」「判断」「実行」や、駆け引きなどの要素がふんだんに詰め込まれたトレーニングになります。

 

不良動作により身体的に問題が生じているのであれば、その誤った動作を見直し、正しい使い方を身体に学習させることで痛みは軽減していく場合がほとんどです。また栄養の問題があれば、食生活の見直しも含め、栄養の改善を図ることも必要になってくるでしょう。

 

 

病院に行っても、画像所見上何ら問題がないのに患部に痛みが生じている場合(ケガや病気を除く)は、動作不良による問題が生じているかもしれないと考えてみるといいと思います。

 

 

病院やマッサージに行っても良くならなかったりする場合は、体の使い方に問題があるかもしれません。

 

 

子供が痛みを訴えている場合は、考えられる選択肢として、親御さんは知っておくといいと思います。

 

 

チームトレーナ與那城

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